真に味で評価されていく旨い酒を目指して！
四季折々手造りの味が真っすぐ心に沁みわたる美酒の泉「無風（むかで）」

ムカデを図案化したラベルが衝撃的な、その名も「無風（むかで）」という酒名。蔵元は岐阜県南西部にある養老郡養老町にあります。
揖斐関ヶ原養老国定公園に指定され、日本の滝百選にも選ばれる名瀑・養老の滝にほど近い風光明媚な名水の地に文化３年（1806年）に創業し、200年余の歴史を刻む老舗蔵です。地元の主力銘柄「美濃菊」のほか、限定流通ブランドの「醴泉」でも知られており、平成元年（1989年）から４年連続の全国新酒鑑評会金賞受賞、平成５年（1993年）には名古屋国税局新酒鑑評会で第一位となる首位賞を獲得するなど、現在に至るまで輝かしい受賞歴に裏打ちされた高品質な酒造りを続ける岐阜県内でも希有な蔵元です。
「無風（むかで）」は無風の会加盟の酒販店のみに流通する限定商品で、通年商品もございますが、季節折々の味わいを提案することに重きを置いた珍しいブランド。冬から春の新酒、夏の涼酒、秋の熟成酒といった具合に日本の四季に寄り添う日本酒の奥深い味わいを感じさせてくれるのが無風のスタイルです。
ラベルも大変ユニークですが、これは常に前へ進んでゆく勇猛果敢なムカデを、戦での勝利に見立てた縁起物として戦国武将の旗指物に使われたことから採用したものです。
インパクトのあるラベルとは裏腹に、その酒質は超軟水の仕込み水に由来する大変穏やかでやわらかな口当たりで、清らかな透明感とほんのりとしたコクのある旨味が感じられます。
日々忙しい現代の企業戦士の皆様を癒し、日本人に生まれて良かったと思わせてくれるお酒になること。それが「無風（むかで）」という酒を醸す理由なのかもしれません。